iForexのロスカット水準は何%?
ロスカット水準はトレードにどう影響する?
他社と比較してiForexのロスカット水準は有利、不利?
iForexの証拠金維持率はどこで確認できる?
本投稿では以下の点についてまとめています。
- iForexのロスカット水準を紹介
- iForexのロスカット水準の有利な点を解説
- ロスカット水準が低いと危険ではないのか、解説
- iForexのロスカット水準を他社と比較、どこまで耐えられるか簡易表を作成
- iForexの取引画面では証拠金維持率は確認不可。証拠金維持率を計算するよりもロスカットしたときの金額からロットを調整したほうが簡単であること、計算は不要であること、を解説
FX歴は2016年~です。色々失敗やロスカットを経験してきた自分の体験をもとにロスカットについて記載していますので是非ご参考ください。
iForexのロスカット水準・維持率
iFOREXのロスカットシステムだと有効証拠金率が0%になった時点なので、自分の資金が全て無くなるまでロスカットされません。
— 零 (@RMTjunior) 2019年12月2日
iForexはロスカット水準0%です。
これはつまり、口座残高が0円になるまでトレードを継続することが出来るということです。
ロスカット水準0%にはどんな恩恵があるか
他社の場合、強制ロスカット水準が20%、50%など基準が決められています。
口座資金が0円になる前にポジションが決済されてしまいます。(目安の表は後述)
あくまで確率ではあるのですが、値動きはランダムなので、他社では強制ロスカットになるレートまで逆行したのにiForexではポジションが生き残った、その後レートが反転した、ということが起こり得ます。
少しでも勝つ確率を残してトレードしたい場合、iForexの0%は非常に有効です。
0%のロスカット水準は危険ではないのか?
もし仮にiForexが追証ありだったならばロスカット水準0%は非常に危険です。
レートの動きが急ならば残高がマイナスになってから決済される可能性があるためです。
ブレーキを衝突の少し前で踏む(ロスカット水準20%)かギリギリになってから踏む(ロスカット水準0%)か、ならば、ギリギリになってから踏むほうが危険です。
もし追証ありならばマイナス分を追加で入金しないといけません。
しかし、iForexは追証なしです。
仮にマイナスになっても追加補填の必要はありません。
以下の公式ページからの引用文をご覧ください。「預け入れ証拠金」=口座資金であり、口座に入金した金額以上の損失は出ないことが明言されています。
当社の場合、お客様のポジションの損失が証拠金を上回った時点で、すみやかに決済措置を取りますので、たとえ週末をまたいで大きく為替レートが動いた場合であっても、お客様の預け入れ証拠金以上の損失は絶対に発生いたしません。どうぞ安心してお取引ください。
追証なしという条件においてはロスカット水準が高いことにメリットはなく、低ければ低いほどトレーダーにとっては良い取引条件となります。
なのでロスカット水準0%のiForexは、一か八かの勝負を仕掛けたいトレーダーなどから一定の人気があるのです。
他社のロスカット水準とロスカットになる口座資金を比較【耐久力の高さ】
iForexと他社のロスカット水準の比較した表は以下のとおりです。
会社 | ロスカット水準 |
iForex | 0% |
20% | |
20% | |
20% | |
100% | |
国内FX | 20~100% |
ロスカットになる口座資金の例を以下に記載していきます。
取引条件
- 口座資金:10万円
- ドル円:10万通貨でトレード
- ドル円レート:100円
- ロスカットになる金額の計算式:必要証拠金×ロスカット水準
- 必要証拠金の計算式:ロット×レート÷レバレッジ
- レバレッジ:25倍、400倍の場合
↓
- 必要証拠金(400倍):2.5万円(10万通貨×100円÷400倍)
- ロスカットになる金額:2.5万円×0%~100%
- 必要証拠金(25倍):40万円(10万通貨×100円÷25倍)
- ロスカットになる金額:40万円×0%~100%
表にまとめると以下のようになります。
ロスカット水準 | ロスカットになる口座資金(レバレッジ400倍) |
0%(iForex) | 0円 |
20% | 5000円 |
50% | 1万2500円 |
100% | 2万5000円 |
ロスカット水準 | ロスカットになる口座資金(レバレッジ25倍) |
0%(iForex) | 0円 |
20% | 8万円 |
50% | 20万円 |
100% | 40万円 |
表のとおり、ロスカット水準0%のiForexは明らかに耐久力が高いです。
口座資金が10万円の場合、海外口座だとしてもマイナス額が7万5000円~9万5000円(75pips~95pips)になると強制決済されてしまいます。
国内口座の場合は特にiForexのロスカット水準0%の恩恵が強く、口座資金が10万円ではロスカット水準が高い会社ではポジションすら持つことが出来ません。20%でも許容できる損失は2万円(20pips)までです。
トレードしているならほんの少しでも逆転できる可能性は残したいですよね?
少しでも勝つ可能性を残すなら、口座資金が0円になるまで耐えることができ、レバレッジが高く、追証がないiForexを選択しては如何でしょうか。
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iForexのレバレッジに関しては「iForexのレバレッジ【一覧(簡易表)、制限の有無、変更の可否】」に書いています。iForexの評判に関しては「iForex(アイフォレックス)の評判・口コミ」に書いています。
iForexで強制ロスカットを防ぐためには【損失額の足し算<口座資金になるように】
iForexの取引画面には証拠金維持率は表示されません。
iForexで強制ロスカットされないためには損失額の足し算が口座資金を超えないように調整しましょう。
iForexのロスカット水準は0%なので調整は非常に楽です。
iForexの維持率・ロスカットのレートの計算は不要【想定損失額の足し算でOK】
iForexはロスカット水準0%なので強制ロスカットの金額が明確で分かりやすいです。
他社の場合は20%など強制決済される基準が決められているので、必要証拠金を計算して強制決済水準を乗算してその金額を下回らないようにロット・許容損失額を調整して・・・、ということを行う必要がありますが、iForexの場合はそれら計算は不要で、口座資金を上回らないように損失額を決めてしまえばOKです。
複数のポジションを保有する場合は特にiForexの0%は便利です。
各ポジションの許容損失額の合計が口座資金を上回らないようにすればいいだけです。
損失額は取引画面で数量(ロット)と損切決済予定のレートを入力することで確認できるので計算は不要です。
iForexでは証拠金維持率の代わりに「約定金額カバー率」「利用証拠金率」を確認しよう
証拠金維持率は表示されませんが「約定金額カバー率」「利用証拠金率」の数値から現在のポジションの強制ロスカットのリスクを知ることが出来ます。
約定金額カバー率【(口座資金-含み損益)÷約定金額】
iForexの取引画面からは証拠金維持率は分かりませんが、約定金額に対する「口座資金+含み損益の金額」の割合は知ることが出来ます。
約定金額カバー率は「(口座資金+含み損益)÷約定金額」で計算でき、含み損が大きくなると有効保有額が減少するので約定金額カバー率も低下していきます。
- 口座資金+含み損益:3万4266円(次項の図参照、利用可能証拠金の合計21783.04円+12482.96円)
- 約定金額:ロット×レート×円換算レート(ドル円など)、図の場合18万2275円
- 約定金額カバー率:3万4266円÷18万2275円×100=18.80%
カバー率計算例
- 現在のドル円レート:100円
- 取引数量(ロット):1万通貨
- 口座資金:5万円
- 含み損:4万円
- 約定金額:100万円(1万通貨×100円)
- 約定金額カバー率:(5万円-4万円)÷100万円=1%
上記計算例のように、目安ではありますが1%を切ると強制ロスカットが迫っていると考えていいかもしれません。
この数値をなるべく高く保つようにポジションを持つと強制ロスカットの心配は少なくなります。
利用証拠金率を確認【利用証拠金÷(口座資金-含み損益)】
利用可能証拠金に対して現在保有中のポジションは何%の証拠金を利用しているか(利用証拠金率)を、取引画面から知ることが出来ます。
添付画像の場合
- 正味有効保有額:21783.04円+12482.96円=34266円(口座資金から含み損益を加算した金額)
- 利用証拠金率:12482.96円÷34266円×100=36.43%
- 現在保有しているポジションの証拠金は正味保有額の36.43%という意味です。
この数値が100%に近くなるほどハイリスクハイリターンな取引をしていることを意味し、少しレートが逆行するだけで強制ロスカットになる確率が高くなります。
暴騰暴落が起きたときは仕方ないときもありますが、この「利用証拠金率」を小さく保つと強制ロスカットになる可能性を少なくすることが出来ます。
是非iForexの利用を検討してください。
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