FXでなかなか勝てなくて困っていませんか?
比較的簡単に勝てる取引銘柄がFXにはあります。
それはVIX(恐怖指数)です。
何故VIX指数の取引は勝ちやすい?
VIX指数はどこで取引できる?
本投稿ではVIX指数の値動きの特徴と取引手法、VIX指数を取引できる海外FX会社を紹介します。
なぜVIX指数の取引が勝ちやすいのか?【回帰傾向】
VIX指数には値動きに回帰傾向があるため他の銘柄と比較して勝ちやすいです。
VIX指数はボラティリティ指数とも呼ばれ、リスク回避となるような出来事が起きた時に上昇します。
通常は下限12・上限30くらいの間でVIX指数は推移します。
- 相場を大きく動かすような出来事が起こるとVIX指数は20~25を超えます。
- 出来事の大きさによっては30以上、40以上に上昇することもあります。
- 出来事が収まると10~12に低下していきます。
跳ね上がってもいずれVIX指数が低下する理由
⇒リスク回避となるような出来事が起きてもいずれは収束するため
⇒つまりVIX指数の値動きには回帰性がある
⇒リスク回避の流れが起きても、いずれは収束していくならば、低い値(10~15くらい)でVIXを買い、高い値(25以上)のときに売る、というトレード方針は極めて負けにくい手法となります。
※VIX指数とは
VIX指数(英: VIX Index)またはCBOEボラティリティ指数(英: CBOE Volatility Index)とは、シカゴ・オプション取引所(英語版)(CBOE)が、S&P 500を対象とするオプション取引の満期30日のインプライド・ボラティリティを元に算出し、1993年より公表しているボラティリティ指数。
VIX指数は今後30日間のS&P 500の予想変動範囲を表現
現実にはS&P 500が下落する場合はVIXは上昇する傾向があり、VIXとS&P 500のパフォーマンスは負の相関関係にある[1]。その統計的傾向から俗に恐怖指数(きょうふしすう、英: fear index)とも呼ばれる。
出展:wikipedia
どれくらいの頻度でVIX指数が跳ね上がる出来事が起きてきたか
VIX指数の過去の高値・安値は以下の引用のとおりです。
80を超えたことが2回ありますが、特筆すべき出来事が起きてVIX指数が凄く跳ね上がったとしても30~50くらいで上げ止まることが多いです。
安値は10を少し切る程度です。
高値
1990年8月23日 イラク軍クウェート侵攻…36.47
1997年10月28日 アジア通貨危機…48.64
1998年10月8日 ロシアデフォルト(LTCM破綻)…49.53
2001年9月21日 アメリカ同時多発テロ…49.35
2002年7月24日 エンロン不正会計事件…48.46
2002年8月5日 ワールドコム破綻…45.21
2003年3月12日 イラク戦争勃発…34.40
2008年9月18日 リーマン・ブラザーズ破綻…42.16
2008年10月24日 世界金融危機…89.53(1993年以降の最高値)
2010年5月21日 ギリシャを筆頭とするPIIGSの国債懸念…48.20
2011年8月9日 S&Pが米国債を格下げ…47.56
2011年10月4日 ギリシャ国債のデフォルト危機…46.88
2015年8月24日 中国経済失速懸念…53.29
2018年2月6日 米雇用統計での賃金上昇をきっかけとした長期金利上昇、VIXショック「変動幅は過去最大規模」…50.30
2020年3月18日 新型コロナウイルスによるパンデミック …85.47
低値
1993年12月27日… 8.89
2006年11月22日 …9.81
2007年1月24日 … 9.87
2017年7月26日 …8.84
2017年11月3日 …8.99
2017年11月24日 …8.56(1993年以降の最低値)
2018年1月4日 …8.92
出展:wikipedia
通常の場合20以上に跳ね上がること自体が珍しく、週足チャートで確認すると、2011年~2020年の間で19回(25以上は10回)、1年間当たり平均約2回です。
※2022年はロシア・ウクライナ戦争のためVIX指数は20~30くらいで推移しています。
指数が13以下になったのが12回、1年当たり約1回です。
VIX指数の絶好のトレードチャンスは年に数回かもしれませんが、VIX指数を監視してチャンスを掴むことが出来れば利益を上げることができます。
ナンピンは計画的に行わないと資金をとばす可能性がありますが、VIXの場合は15ポイントで買って、10ポイントになったら買い増して、というような簡単なトレード方針でも利益を出すことができる可能性があります。
通貨ペアなど他の銘柄を取引するよりも、利益を上げる難易度はずいぶん低いのではないでしょうか!?
VIX取引履歴公開
2022年はロシア・ウクライナ戦争のためVIXが跳ね上がることが多かったですが、30超えたらショート、25-27くらいで利益確定、そんな単純で、頭を使わない取引でも利益を上げられています。
以下はVIXの決済履歴です。最低ロットでの取引です。VIXが30くらいで売りポジションを持ち、26~28で決済し、7000円~8000円利益確定しています。取引数量が10倍だと1回のトレードで7万円~8万円利益が出ていたことになります。
VIXが取引できる海外FX会社
VIX指数が取引できる海外FX会社は以下の通りです。
- TitanFX
- HotForex
- iForex
- FXGT
FX会社 | シンボル | レバレッジ | スプレッド
(レート差) |
スワップ(最低ロットの場合) | 限月(取引期限) | 最低ロット
VIXが1変動時の金額 |
|
ロング | ショート | ||||||
TitanFX | VIX | 500倍 | 0.20 | 約-5円 | 約-5円 | なし | 100円程度 |
FXGT | VIX | 100倍 | 0.52 | 約-3円 | 約-3円 | なし | 1000円程度 |
HotForex | VIX.F | 10倍 | 0.12 | 0円 | 0円 | あり | 1000円程度 |
iForex | VIX | 50倍 | 0.226 | 約-11円 | 約-5円 | 自動ロールオーバー | 1000円程度 |
スワップ、スプレッドは変動しますので目安にしてください。
それぞれの会社のVIX指数の利点・欠点
◆TitanFXのVIX指数の利点・欠点
○レバレッジ500倍
○取引期限なし
○少額からトレードできる(他社よりもレート変動に対する損益変動が小さい、最低ロットならVIXが1変動で100円~150円)
×マイナススワップが他社に比べて大きい(※)
↓TitanFX(チャートの赤破線の箇所で最低ロットでの損益額を確認できます)
↓FXGT
最低ロットでの損益幅は、VIXが10変動した時、TitanFXは約1400円であるのに対し、FXGTは約1万4000円と10倍の差があります。
しかしマイナススワップはTitanFXのほうが高く、TitanFXにおいて同じくらいの損益幅となるようなロットでトレードした場合、スワップはFXGTの10倍となり含み損益を圧迫します。
◆FXGTのVIX指数の利点・欠点
○レバレッジ100倍
○取引期限なし
×マイナススワップ
マイナススワップは発生しますがスワップが安いのがFXGTの特徴です。
◆HotForexのVIX指数の利点・欠点
○スワップが0円
×取引期限がある⇒期限が来ると強制決済⇒超長期保有NG(※)
×レバレッジが10倍
下図のように、HotForexのVIXは取引期限があります。
HotForexのVIX指数は1ヶ月ごとに取引期限が来るため同じポジションを1ヶ月以上保有することができずポジションを建てなおす必要があります。
「期限がなければ含み損がプラスに転じていたのに・・・。」「期限がなければ余計な確定損を発生させずにトレードが継続できたのに・・・。」ということが起こり得ます。
取引履歴の一番下の取引(マイナス81円で決済)が該当します。取引期限が来たので強制決済されてしまいました。ちなみにその後は細かく上下しながら22まで落ちているので約1万円の利益を取り逃したことになります。
◆iForexのVIX指数の利点・欠点
○取引期限あるが自動ロールオーバー
×自動ロールオーバー時、調整で損益が減少する可能性がある。含み益になっているはずのレートなのに、調整で大きく益が減っている、ということが起こりえます。(※)
×マイナススワップ
iForexのVIXは先物商品であり取引期限(限月(げんげつ))があります。
取引期限になると、先物商品はあからじめ決められていた価格で一旦決済されますが自動でロールオーバーされます。
例を以下に記載します。数値はわかりやすくするためキリのいい数字を選んでおり、実際の決済価格とは異なります。
- 2022年6月末が有効期限のVIX先物の価格が25で取り決められていた
- ⇒2022年6月末に保有しているVIXは25で決済される
- 期近のレートは20なので、買っていた場合は含み益が大きくなる
↓
そのために価格の調整が必要、マイナスの調整が入る
以下の画像はマイナスの調整が入った際の決済履歴です。
20.46で買って25.715で決済したのに約5万円の損失となっています。
CFDロールオーバー
有効期限までに決済されなかったすべての未決済のCFD先物契約は、当社により次の契約の有効期限までロールオーバーされ、ポジションは未決済のまま残ります。このようなロールオーバーの発生に伴い、お客様の残高は期限の切れた契約の価格と新しい契約の価格の差を反映させるために調整され、関連するすべての指値注文は新しい先物契約に合わせて調整されるものとします。
VIX指数取引におすすめの海外FX会社
VIX指数取引におすすめの海外FX会社はFXGTです。
VIX指数は、下限~上限の値幅を獲得するためには数ヶ月の保有が必要です。
基本的には長期間保有することが多い銘柄と思いますので、スワップが安いFXGTがおすすめです。
短期保有ならレバレッジが500倍と他社よりもかなり高いTitanFXでもいいかもしれません。
しかし、基本的には長期保有前提の銘柄なのでマイナススワップが大きいと利益が削られます。
含み益になるまで保有するならFXGTのほうがおススメです。
以下の記事下段に6か月保有時のスワップと、損益の比較表を記載しています。
FXGT
〇FXGTのほうがスワップが安い
×レバレッジは100倍と高いがTitanFXの500倍よりは劣る
TitanFX
〇レバレッジ500倍でポジション持てる
〇最低ロットの金額変動が他社に比べて小さい(VIXが1変動で100円程度、他社は1000円~1500円)
×スワップがFXGTよりきつい
自分のトレード戦略を考慮して使う海外FX会社を選定してみてください。
↓↓
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