iForexのインジケーターにはどのような種類がある?
iForexのインジケーターの表示方法や操作方法は?
本投稿ではiForexのインジケーターの種類を紹介します。
また、インジケーターの表示・操作方法について解説します。
iForexの取引ツールはiForex独自のものですが表示できるインジケーターは豊富です。
どのようなインジケーターが利用できるか確認してみてください。
また、iForexのインジケーターは英語表記ですが、日本語名があるものは日本語に変換して表にまとめていますので是非ご覧ください。
iForexのインジケーターには4つのカテゴリー

iForexには「トレンド」「オシレーター」「カスタマイズ」「ビル・ウィリアムズ」の4つのカテゴリーのインジケーターがあります。
上記4つのカテゴリーの表示可能なインジケーターを紹介していきます。
「トレンド」インジケーター
iForexのトレンド系のインジケーターは30種類近くあり、移動平均線(Exponential Moving Average、Simple Moving Average、Smooth Moving Average)、一目均衡表(Ichimoku Cloud)、ボリンジャーバンド(Bollinger Bands)など主要なインジケーターは網羅されています。
表にまとめていますので利用したいインジケーターがあるか確認してください。
| 英語表記 | 日本語表記 |
| Average Directional Index | 平均方向性指数(ADX) |
| Aroon Down | アルーン・ダウン |
| Aroon Up | アルーン・アップ |
| Accumulative Swing Index | 累積スウィング指数 |
| Average True Range | アベレージ・トゥルー・レンジ(ATR) |
| Bollinger Bands | ボリンジャー・バンド |
| Bollinger Bands Percent | |
| Bollinger Bands Width | |
| Buying Pressure | 日本語名なし |
| Chaikin Volatility | チャイキン ボラティリティ |
| DeMax | デマーカー |
| DeMin | |
| -DI | 方向性指数 |
| +DI | |
| Donchian Channels | ドンチャンチャネル (DC) |
| Exponential Moving Average | 指数平滑移動平均線 |
| Ichimoku Cloud | 一目均衡表 |
| Moving Average Envelopes | 移動平均エンベロープ (MAE) |
| Mean Deviation | 平均偏差 |
| Pivot | ピボット |
| Price Range | |
| Parabolic SAR | パラボリック SAR |
| Simple Moving Average | 単純移動平均 (SMA) |
| Smooth Moving Average | 平滑移動平均(SMMA) |
| UO True Range | アルティメット・オシレーター・トゥルー・レンジ |
| Williams Accumulation Distribution | Williams A/D |
| Weighted Moving Average | 加重移動平均 |
| Zig Zag | ジグザグ |
| Zig Zag2 |
「オシレーター」インジケーター
iForexのオシレーター系のインジケーターは以下の表のとおりで、MACD(Moving Average Convergence Divergence)、RSI(Relative Strength Index)、ストキャスティクス(Stochastic Oscillator)などが利用できます。
| 英語表記 | 日本語表記 |
| Aroon Oscillator | アルーン・インディケーター |
| Bears Power | ベアパワー |
| Bulls Power | ブルパワー |
| Commodity Channel Index | 商品チャンネル指数(CCI) |
| DeMarker | デマーカー |
| Detrended Price Oscillator | トレンド除去価格オシレーター(DPO) |
| Moving Average Convergence Divergence | 移動平均収束拡散手法 (MACD) |
| Momentum | モメンタム |
| Rate Of Change | レート・オブ・チェンジ (ROC) |
| Relative Strength Index | 相対力指数 (RSI) |
| Relative Vigor Index | 相対活力指数 (RVI) |
| Slow Stochastic Oscillator | スロー ストキャスティクス |
| Stochastic Oscillator | ストキャスティクス |
| Stochastic Relative Strength Index | ストキャスティクス RSI |
| Ultimate Oscillator | アルティメット・オシレーター |
| Williams %R | ウィリアムズ %R |
「カスタマイズ」インジケーター
iForexのカスタマイズ系のインジケーターは以下のとおりです。
| Price Close |
| Price High |
| Price Low |
| Price Median |
| Price Offset |
| Price Open |
| Price Tipical |
| Price Weighted |
例えば「Price High」「Price Low」を選択すると、ローソク足に高値・安値を結んだ線を表示させることが出来ます。

「ビル・ウィリアムズ」のインジケーター
iForexのビル・ウィリアムズのインジケーターは以下の3種類が利用できます。
各インジケーターの内容はFXTF様が簡潔にまとめられています。
| 英語表記 | 日本語表記 |
| Alligator | アリゲーター |
| Awesome Oscillator | オーサム・オシレーター (AO) |
| Gator Oscillator | ゲーターオシレーター |
iForexのインジケーターをチャートに表示

インジケーターを表示させたい通貨ペアや銘柄のチャートを表示し、図のインジケーターマークをクリックします。

インジケーターリストが表示されますので、「トレンド」「オシレーター」「カスタマイズ」「ビル・ウィリアムズ」のうち表示させたいカテゴリーを選択し「✓」マークをクリックするとインジケーターを表示できます。

「目のマーク」や「歯車のマーク」をクリックすると、表示・非表示の切り替えやインジケーターの設定が出来ます。
インジケーターの表示・非表示

チャート上の「目のマーク」をクリックすると表示させているインジケーターを非表示に出来ます。
インジケーターを削除するわけではありません。
再度クリックするとインジケーターを再表示できます。
複数のインジケーターを表示させている場合などに便利な機能で、一つだけインジケーターを非表示するなどの操作が可能です。
また、チャート左上の目のマークをクリックするとインジケーターを残したままローソク足を非表示にすることが出来ます。
インジケーターの設定

歯車マークをクリックするとインジケーターの設定が出来ます。

「Parameters」「Style」「Panels」の3つの項目があります。
Parameter:インジケーターの期間などの数値の設定を行います。
Style:表示するインジケーターのラインなどの色や太さを変更できます。
Panels:インジケーターを表示する位置を変更できます(下図参照)。

上の「Move here」をクリックするとインジケーターがローソク足の上のパネルに移動し、下の「Move here」をクリックするとローソク足の下のパネルに移動します。

インジケーターを移動後は、真ん中の「Move here」をクリックするとローソク足のパネルにインジケーターを移動し直すことができます。
インジケーターの削除

表示したインジケーターは「×マーク」をクリックすると削除できます。
よく使うインジケーターは「お気に入り」に表示しておくと便利です

インジケーター横の「☆マーク」をクリックすると、お気に入りの項目に表示させることが出来ます。
よく利用するインジケーターがある場合は「☆マーク」をクリックしておくと便利です。
iForexのインジケーターを使いこなしましょう!

iForexのトレードツールはMT4にも勝る種類のインジケーターを搭載しています。
外部から入手したインジケーターは導入できないことは欠点ですが、あまり馴染みのないようなマニアックなインジケーターも利用できるので多くのトレーダーの要望には答えられると思います。
iForexの取引画面では(1)インジケーターの表示・非表示切り替え、(2)数値等の設定・表示位置の設定、(3)インジケーターの削除、ができます。
特定のインジケーターやローソク足を非表示にできたりインジケーターの表示位置を変更できる機能は、メタトレーダーには標準に備わっていない機能であり、恩恵を受ける人もいるのではないでしょうか。
取引の操作自体はメタトレーダーよりもiForexは使い勝手が良くないと考えている人もいることは確かですが、インジケーターの設定・表示に関してはメタトレーダーにはない機能も備えています。
恩恵受けられそうな方は是非利用を検討してみてください。



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