iForex(アイフォレックス)では7種類のソフトコモディティ(砂糖、コーヒー、大豆、ココア、コーン、綿、小麦)を取引することが出来ます。
本投稿ではiForexでコモディティのトレードを行うために必要な情報(必要証拠金など)について紹介します。
iForexのコモディティには契約ロールオーバーがあります。
iForexで砂糖や大豆などをトレードする場合は確実に知っておく必要があるので是非ご確認ください(本投稿後半に記載しています)。
iForexで取引できるソフトコモディティ(小麦、大豆など7種類)
iForexで取引できるソフトコモディティは以下のとおりです。
コモディティ | 最大数量 | 最小数量 | レバレッジ | 取引時間(※) | 取引休止時間(※) |
砂糖 | 9600 | 66 | 100倍 | 16時30分~翌朝2時 | – |
コーヒー | 830 | 4.9 | 100倍 | 17時16分~翌朝2時29分 | – |
大豆 | 110 | 1 | 100倍 | 朝9時1分~翌朝3時14分 | 21時45分~22時30分 |
ココア | 42 | 0.2 | 100倍 | 17時46分~翌朝2時29分 | – |
コーン | 300 | 3 | 67倍 | 朝9時1分~翌朝3時14分 | 21時45分~22時30分 |
綿 | 1800 | 9.3 | 50倍 | 朝10時1分~翌朝3時19分 | – |
小麦 | 180 | 1.9 | 50倍 | 朝9時1分~翌朝3時14分 | 21時45分~22時30分 |
※サマータイム時は取引時間、休止時間が1時間早くなります。
iForexのソフトコモディティの必要証拠金
iForexのソフトコモディティを最小取引数量で取引した場合の必要証拠金は以下の表のとおりです。
最小取引数量の場合、必要証拠金は1000円~5000円程度となります。(ドル円のレートにより若干必要証拠金は上下します。)
コモディティ | 最小取引数量 | 必要証拠金 |
砂糖 | 66 | 1593円 |
コーヒー | 4.9 | 1390円 |
大豆 | 1 | 1984円 |
ココア | 0.2 | 1136円 |
コーン | 3 | 3434円 |
綿 | 9.3 | 2250円 |
小麦 | 1.9 | 4660円 |
※iForexのソフトコモディティの必要証拠金はドル円のレートにより若干変動します。
iForexのソフトコモディティの損益
iForexのソフトコモディティを最小取引数量でトレード・レートが1動いた場合の損益例は以下のとおりです。
狙う値幅に下表の損益を掛けた値が最小取引数量での損益となります。
コモディティ | 最小取引数量 | レート変動 | レート差 | 損益例(※) |
砂糖 | 66 | 9.363 ⇒ 10.363 | 1 | 7169円 |
コーヒー | 4.9 | 110.625 ⇒ 111.625 | 1 | 532円 |
大豆 | 1 | 863.88 ⇒ 864.88 | 1 | 109円 |
ココア | 0.2 | 2411.0 ⇒ 2412.0 | 1 | 22円 |
コーン | 3 | 330.93 ⇒ 331.93 | 1 | 326円 |
綿 | 9.3 | 52.085 ⇒ 53.085 | 1 | 1022円 |
小麦 | 1.9 | 554.58 ⇒ 555.58 | 1 | 207円 |
※損益はドル円のレートにより変動します。
iForexのソフトコモディティの損益は注文画面で確認することができます。
証拠金も確認できます(数量入力項目のすぐ下)ので、基本的にはiForexの注文画面で損益や必要証拠金を確認するのが簡単です。
【注目!】iForexのソフトコモディティは低取引コスト
iForexのソフトコモディティの取引コストは以下の表のとおりです。最小取引数量の場合の数値です。
同数量で取引した場合、iForexのソフトコモディティの取引コストは他社と比較してかなり安いです。
コモディティ | iForex | |
砂糖 | 108円 | 648円 |
コーヒー | 106円 | 424円 |
大豆 | 109円 | 202円 |
ココア | 88円 | 330円 |
コーン | 196円 | 898円 |
綿 | 82円 | 482円 |
小麦 | 83円 | 519円 |
iForexはコモディティが取引できて取引コストが安い貴重な会社
ソフトコモディティを取引できる海外FX会社は珍しく、その中でも取引コストが安いiForexの存在は貴重です。
FXを行う上で多くの銘柄に精通しておくことに損はありませんし、むしろトレードに対する知識が深くなることはほぼ間違いありません。
もしiForexの口座を持っていれば、特にコモディティなどは暴落が起きたときに安く買うことが出来ます。
iForexの口座を持っていなければそのようなチャンスに素早く対応できず、チャンスを完全に逃してしまう可能性もあります。
iForexは会社の信頼も利用者の数も申しぶんなく、iForexの口座は持っておいて損はありません。
一度利用を検討してみてはいかがでしょうか?
こちらの投稿では、ソフトコモディティを含め、iForexが取り扱っている銘柄すべてを紹介していますのでご興味あれば。
【実例を紹介】iForexのソフトコモディティの契約ロールオーバー【是非知っておこう】
iForexのソフトコモディティは先物商品になります。
なので各銘柄には取引期限(限月)があります。
取引期限は各銘柄の取引条件から確認することが出来ます。
銘柄によって期限日は異なります。
しかし取引期限があっても問題ありません。
iForexは取引期限(限月)がきたら自動でポジションを建て直してくれますので、取引期限のときに仮に含み損が出ていても確定損にならずに保有を継続してくれます。
では以下に、iForexのソフトコモディティの契約ロールオーバーについて記載していきます。
先物取引とは取引期限日(限月)にあらかじめ決められていた価格で特定の銘柄を売買する取引のことです。
よって、記載されている日時でポジションは一旦決められた価格で決済されます。
契約ロールオーバーごとにコモディティの価格は異なります(各期限ごとの決済価格があらかじめ決められているため)。
よって、取引期限直前と直後のコモディティのレートは異なります。
iForexでは取引期限が来たら一旦期先の価格で決済され、その直後に期先の価格でポジションを持ち直してくれます。
先ほども記載しましたが、一旦決済されるものの確定損益は発生せず、「ロールオーバー調整」というかたちで含み損益が保持されたままポジションを持ち続けることが出来ます。
取引期限があると長期保有には向かない・・・、と思ってしまいますがiForexの場合は大丈夫です。
iForexの契約ロールオーバーに関しては以前の投稿(中段あたり)にも記載しています。
内容を以下に抜粋します。
取引期限になると、先物商品はあからじめ決められていた価格で一旦決済(←重要)されます。
先物取引とは
1.将来の予め定められた期日に
2.特定の商品(原資産)を
3.現時点で取り決めた価格
で売買する事を約束する取引です。
ポジションの保有を継続したい場合は、再度手動でポジションをもつ必要がありますが、iForexは自動でポジションを再取得し保有を継続してくれます(自動ロールオーバー)。
契約ロールオーバー後は以前の価格と現価格が異なるので「現在のレートとの損益が合わない!?」と焦ってしまうこともあるかもしれませんが、限月によって価格が異なるだけです。
保有ポジションの損益はロールオーバー調整込みの価格となっているだけなので損をしているわけではありません。
レートと損益が合わないので不安かもしれませんが、期先との価格差による損益が調整されているだけなので損得はありません。
期限で一度決済され、その後ポジションが自動で建て直されるため、ロールオーバーごとにスプレッド分の価格は徴収されます。(買っていた場合、売値で決済され、再度買値で買う。売値と買値の価格差であるスプレッドは毎回必要)
参照ページはこちら。
iForexのソフトコモディティの契約ロールオーバーは、ポジションを長期保有する場合に関係します。
取引期限が来る前に決済する短期トレードの場合にはソフトコモディティの契約ロールオーバーは関係しませんので通常通り取引できます。
iForexのソフトコモディティの取引 まとめ
iForexの砂糖・コーヒー・大豆・ココア・コーン・綿・小麦の取引コストは安く、最低取引数量なら数千円程度の必要証拠金でトレードすることが出来ます。
iForexは利用者が非常に多いFX会社であり、砂糖・コーヒーなどのソフトコモディティを取引できる貴重な存在です。
FXを行う上で取引対象の幅を広げることに損はありません。
色々な銘柄を取引してみたことがきっかけで将来獲得できる利益に大きな差が生まれる可能性があります。
私自身も以前は通貨ペアのみのトレードでしたが、様々な銘柄を監視するようになったことでチャンスにポジションを持つことが出来たり、銘柄に対する知識が増加したりしています。
一度利用を検討してみはいかがでしょうか?
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